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ドッグフード初心者のために

ラブラドールレトリバー用のドッグフード

非常に愛嬌がよく、人によくなつき、「パートナー」や「家族」という言葉が似合う犬種は他にはありません。
古くから人と共に暮らしてきた歴史もあり、網に掛かった魚を回収するために、尽力してくれる犬種であることは有名な話です。
その証拠に、ラブラドールレトリーバーの足には水かきがあります。
屈強で優しい犬種なのですが、その一方で病弱な面も有り、ドッグフードによるケアが如実に体調に反映される犬種でも有ります。
今回は、そんなラブラドールレトリーバーに適したドッグフードのポイントについてご紹介します。

良質なタンパク質が豊富であること

漁師と共に暮らしてきた歴史を持つラブラドールレトリーバーは、大きな体、太い首、力強い四肢を持つ大型犬です。
強い体を維持するためには、良質なタンパク質を沢山摂取する必要があります。
もちろん、年齢や体調を考慮して、与える量を調整しなければなりませんが、ウンチや毛並みを日々観察し、ベストな状態でいられる量を与えましょう。
タンパク質を与えすぎると下痢になる場合がありますので、注意しましょう。

可能な限り穀類を含んでいないグレインフリーであること

ラブラドールリトリーバーば皮膚の弱い犬種です。
特に耳の中は湿気が溜まりやすく、中耳炎などの病気にかかりやすいため、免疫力を高める必要があります。
耳以外にアレルギーによる皮膚炎になる可能性も高く、穀類を含んだドッグフードを食べ続けた事がきっかけでアレルギーを引き起こす場合もあります。
免疫力を高め、アレルギー性物質の少ないドッグフードとして、グレインフリーを選ぶ事は良い選択です。
しかしながら、グレインフリーとして販売しているにも関わらず、内容物に穀類が入っている場合もありますので、必ず成分表には目を通すようにしましょう。

可能な限り添加物が抑えられていること

病気にかかりやすいラブラドールリトリーバーにとって、添加物はアレルギー反応などの体調不良を起こしやすい物質です。
可能な限り無添加なドッグフードを選択してあげましょう。
大型犬はドッグフードの摂取量も多くなりますので、必然的に添加物の摂取量も多くなります。
少量の添加物だったとしても、量を食べてしまうと少量の範囲に収まらなくなる場合もあるからです。
それが心配であれば、高価ではありますが、人工防腐剤、着色料、香料を利用していない無添加ドッグフードを与えましょう。
低脂肪で低カロリーならばなお良しです。

股関節に配慮した成分が配合されていること

ラブラドールリトリーバーは、先天的な股関節の問題を抱えている場合が多いです。
年齢と共に、まっすぐ座れなくなって、横座りになるなどの症状が出てくる場合があります。
コンドロイチンやグルコサミン等、股関節に配慮した栄養素が含まれているフードを選びましょう。

「○○のメーカーから販売されているフードがオススメ」という紹介の仕方をあえてしていません。
その理由は、必ずしもそのフードが愛犬にあっているかどうかはわからないからです。
有名なドッグフードでも、愛犬によっては合わずに体調を崩す場合があります。
きちんと愛犬と向き合ってドッグフードを選んであげましょう。