MENU

ドッグフード初心者のために

柴犬に適したドッグフード

柴犬のルーツは、なんと縄文時代まで遡ります。
太古の昔から柴犬は番犬として愛されていたようで、江戸時代の書物にもその記録が残っているほどです。
端正な顔立ちと整った体躯で、日本だけではなく海外でも人気を誇る犬種ですが、性格が難しく、一度嫌だと感じると頑なに拒み続ける傾向があります。
そのような性格だからこそ、番犬に向いていますが、その性格がドッグフード選びに影響するので許してばかりもいられません。
今回は、カッコイイけど難しい柴犬のドッグフード選びについて、ポイントをお伝えします。

柴犬は性格の把握が大切です

柴犬は賢く、とても警戒心の強い犬種です。
さらに、同じ柴犬でも性格に個体差があり、頑なに嫌なものを受け付けない子もいれば、気まぐれな子もいます。
柴犬の飼い主は、自分の愛犬の性格をきちんと把握しておかなければなりません。
その理由は、ドッグフードを食べなくなる可能性が高いからです。
ドッグフードを与えるタイミングを間違えると、二度と食べてくれなくなる可能性があります。
しっかり運動した後、空腹の状態を狙ってドッグフードを与えるなどの工夫が必要です。
健康を考慮して買った効果なドッグフードも、食べてくれなければ意味がありません。
性格を把握して、ドッグフードが嫌いになる可能性を、少しでも減らしましょう。

皮膚病予防を意識したドッグフードを選びましょう

シバ犬は皮膚が弱く、アトピーなどの皮膚病発症率の高い犬種です。
皮膚を強く保つためのドッグフードを探してあげましょう。
皮膚や粘膜を強く保つには、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンB群が欠かせません。
ビタミンAとビタミンCは、体の粘膜を保護する栄養素で、抗酸化作用によってバイキンをやっつけけてくれる重要な役割を担います。
ビタミンB群は、体の代謝を高め、食べた物をエネルギーに効率よく変える働きを助けてくれます。
どれも皮膚を強く保つ効果が期待できる栄養素ですので、これらが含まれるドッグフードを選んで与えるようにしましょう。

カロリー管理はとても大切です

柴犬は太りやすい犬種です。
カロリー計算をして量を調整しないと、ドンドン食べてしまうので、すぐに太ってしまいます。
可能な限りオヤツを与えず、ドッグフードでお腹を満たすように食事のサイクルを考えて与えるようにしましょう。

高タンパク低脂肪がベスト

柴犬には高タンパクで低脂肪なドッグフードが最適です。
さらに、欲を言えばグレインフリーがいいですね。
食欲旺盛ですので、高タンパクなドッグフードを与えて運動させることで、筋肉質な体躯を維持することができるでしょう。
低脂肪なフードを選択し、適量を食べさせてあげましょう。

季節によっては与えるドッグフードに注意が必要です

柴犬は夏バテしやすい犬種です。
夏バテの季節になると、多くの飼い主が「餌を食べてくれない・・」と悩んでいます。
そんな時、躾として効果的なのは「10分待った後、食べてなくても捨ててしまう」というものです。
ドッグフードがもったいないと感じるかもしれませんが、長時間置いておくほうが衛生的にも問題ですので、さっさと片付けてしまいましょう。

他の犬種よりも、性格面で注意しなければいけないのは面白い特徴ではないでしょうか。
皮膚炎になりやすい特徴も持っていることを知って頂き、ビタミン豊富な食事を与えるようにして頂ければ幸いです。
夏バテする傾向にありますが、きちんと躾をすれば食べてくれるはずです。
愛犬に最適なドッグフードを見つけて、可能な限り長く一緒に生活を楽しみましょう。